令和4年度米穀検査 上右田ほ場
「笑顔米実行委員会」では、令和4年度米穀検査をしています。
佐波川中流域、防府市上右田圃場の「コシヒカリ」を9月28日に検査場にて受けました。
結果は「一等米」です。
この「コシヒカリ」は、日本最初の天神さま「防府天満宮」に奉納します。
縁起の良い「商売繁盛・学業成就・家内安全」として10月中旬には販売を開始いたします。
<米の検査・JAS法について>
お米は農産物検査の品種銘柄検査(残留農薬検査や食味検査ではありません)を受けなければJAS法違反となるため、検査を受けずに品種名、産地、産年を袋に記載して販売することはできません。
たとえば、米農家が「コシヒカリ」の種を購入し生産しても、検査を受けなければ「コシヒカリ」と表示して販売できません。
この農産物検査は指定の検査袋に入れて、書類を準備した上で行われます。 お米は玄米の状態で30kgずつ紙の袋に入れられ、生産者・販売店以外の第三者機関である穀物検定協会や食糧 事務所などで、農産物検査官がすべての袋を検査します。 検査のしかたは30kgの袋に小穴をあけ、玄米の一部を抜き取って肉眼鑑定や計測によって等級を決定します。
等級は次のようになっています。 整粒 水分 被害米 着色米
①一等米 70%以上 15% 7%以下 0.1%以下
②二等米 60%以上 15% 10%以下 0.3%以下
③三等米 45%以上 15% 20%以下 0.7%以下
④規格外 ※三等までの品質に適合しない玄米であり、異種穀粒及び異物が50%以上混入していない物。
※玄米1000粒中に1粒でも色のついた粒があれば「一等米」になりません。